結婚指輪は絶対にお揃いじゃないとダメ?違うデザインが気に入った時
結婚した2人が身につける結婚指輪は、お揃いでないといけないのでしょうか?お揃いにしたい方もいれば、自分の好みやこだわりは譲れないという方もいるでしょう。結論から言うと、お揃いにしなくてもよいとされています。この記事では、お揃いにしなくてもよい理由と、結婚指輪の選び方について詳しく紹介するので参考にしてください。
結婚指輪はお揃いじゃなくてもいい
結婚指輪は結婚した夫婦にとって、大切な夫婦の証です。一生ともに過ごす指輪は、つけ心地もよく、これだ!と思った指輪を選びたいものでしょう。未来を共に過ごして歩んでいく2人だからこそ、結婚指輪をお揃いにして、夫婦の絆を深めたいと考える方もいるのではないでしょうか。しかし、2人で指輪を選び、ブランドやデザイン、色味など、好みやこだわりが互いに合わない時は、無理に合わせる必要はありません。お互いに、いつも身につけていたいと思える指輪をおすすめします。
それぞれの好きなデザインや、好みを主張することで、結婚指輪に2人らしさが感じられるのもよいでしょう。また、お互いの仕事上の都合で、仕事中は指輪をつけてはいけないという方もいます。いつもつけられないのであれば、相手にもっと喜んで欲しいと高価な指輪を作り、自分は安い物で構わないという方もいるようです。
近年では、結婚指輪をつけない夫婦もいます。指輪ではなく欲しいものや、時計、ネックレスなどに変えて贈り合う形もあるようです。結婚指輪はペアでないといけないという決まりはありません。指輪をつける2人が、納得していればよいでしょう。
素材やカラーだけペアにするという手も
結婚指輪の好みやデザインが合わない時でも、素材やカラーをペアにするという方法もあります。夫婦の大切な指輪に、想いをこめたい、統一感を出したいと思う方もいるでしょう。デザインは違うものでも、素材やカラーを同じにすることで、つながりを感じられます。また、結婚指輪の内側に、イニシャルや日付を刻印するのもおすすめです。記念日やメッセージを入れるのも、2人だけの思い出が残せるのでよいでしょう。デザインがまったく異なる指輪でも、素材(プラチナ、ゴールド)をペアにすることで統一感がでます。プラチナやゴールドの素材は、さまざまな特徴とよさがあるのです。
■プラチナ
結婚指輪にもっとも多い素材で、変色やサビにも強いとされています。やわらかく、しなやかな性質を持ち、サイズ直しやメンテナンスもしやすいのが特徴です。純白の輝きを持つプラチナは、派手過ぎず、控えめな美しさが魅力でしょう。
■ゴールド
キラキラと輝き、目立ちたい、ゴージャス感を出したい方におすすめの素材です。肌のなじみもよく、日本人の肌に合うのが魅力でしょう。
■イエローゴールド
華やかな黄色がかった明るいカラーです。イエローベースで日本人の肌によく合います。
■ピンクゴールド
女性らしい可愛らしいカラーです。暖色系のやさしい雰囲気があります。
■ホワイトゴールド
プラチナの代用品として作られた「白い貴金属」といわれる素材です。変色やサビには強いですが、長期間使用すると剥げやすく、メンテナンスや修理が必要とされています。
プラチナやゴールドには、それぞれのよさがあります。2人が長くつけていたいと思える、つけ心地のよい素材やカラーの結婚指輪を探してみてください。
ペアじゃなくてもブランドは揃えるのがおすすめ
結婚指輪はお揃いでなくてもよいのですが、ブランドはできるだけ揃えるのがおすすめです。お互い好きなデザインや形を選んでも、ブランドのコンセプトが共通ということもあり、違う指輪同士でもブランドの統一感がでます。ブランドには歴史がある物も多く、品質やこだわりに自信をもって、商品を販売しているのです。購入後のアフターケアやメンテナンスも、同じブランドで同時に、行うことができるので便利でしょう。
結婚指輪のブランドを揃える以外でも、婚約指輪の購入を検討する際は、同じブランドで揃えるのがおすすめです。ブランド商品の結婚指輪と婚約指輪は、結婚した後も2つの指輪を楽しんで、長くつけ続けられるようにと、重ねづけできる「セットリング」を販売しているブランドもあります。「セットリング」は婚約指輪とのデザインや統一感も味わえるでしょう。
1個ずつ購入するよりも、リーズナブルな価格になっていることも多く、その場で割引や特典がつくこともあるようです。普段タンスの奥にしまってしまいがちな婚約指輪を重ねづけできることで、日常的に身につけることができます。結婚指輪をブランドで揃えるのもおすすめですが、婚約指輪も購入を検討されている方は、人気のある「セットリング」も視野に入れて、婚約指輪をブランドで揃えてみるのもよいでしょう。
結婚指輪は一生身につけていく大切なものです。2人にとって、これがよいと思える形が見つかるとよいですね。一生身に着けていたいと思えるリングの参考にしてみてください。